公開日: 2019年1月14日 - 最終更新日: 2020年5月7日

小さなことを積み上げる 大きな成果を得るために実践すべき方法

株式会社東洋 編集部株式会社東洋 編集部
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成果、上げていますか?

仕事やプライベートで成果を上げていくということは、簡単なことではありません。

相当綿密な戦略や行動、自信や才能がないとすぐに成果を上げるって難しいですよね。

それらすべてを兼ね備えている人というのは本当にごくわずかだということが現実だと思います。

そしてもしそのような人であったとしても常に成果を上げ続けるのもこれまた至難の技です。

ではどうしたら成果って上げるのでしょうか。

そんな悩みに対する答えが中村社長の著書「超・アナログ思考」に書いてありましたので、

今回はそちらをピックアップしてお伝えしていきます。

 

小さなことをコツコツと

小さなことをコツコツ積み上げる。もはや今の時代にはなかなか聞かない言葉かもしれません。

今日あったことが明日には変わっていく時代ですからスピード重視でコツコツなんてやっていたら

すぐに取り残されてしまうような感覚になってしまいますよね。

しかし、それは違うのです。スピード重視で目先の大きな成果を焦って取りにいくべきなのか、コツコツ

と実績を積み上げて成果を上げるべきなのか。

中村社長はその点を城のお堀に例えて著書で説明しています。

「大きな石を積み上げて作る城のお堀と小さな石を積み上げて作るお堀。一見すると、大きな石を積み上げて

作り上げていく方が、効率はいいでしょう。すぐに高く積みあがります。けれども大きな石のばあいは、石と石の

間に、隙間、つまり穴がたくさんできてしまいます。穴が大きくてたくさんある状態では、何かの拍子に穴から

亀裂が入ったり、そこから崩れてしまったり、壊れるのもあっという間だったりするのです。

その点、小さな石の積み重ねは、少しづつしか大きくは積み上がらないかもしれませんが、隙間なく積み上げて

いくことが可能です。それがやがては頑丈な大きなお堀へと成長していきます。地震などで、多少、石が崩れ落ちる

ことがあったとしても、小さな石が崩れる分には被害も最小限に留めることができます。そして小さな石であれば、

またすぐに積み上げ始めることができるわけです。」

 

この説明で、小さなコツコツと積み上げていくほうが、中身も詰まっているし頑丈で、修復も簡単であるということがわかります。

何をコツコツやればいいのか?

小さなことをコツコツと。これが大事だというのはなんとなくわかってきましたが、では何をコツコツと積み上げると成果が得られる

のでしょうか。社長の本でご説明します。

「小さなことを積み上げることのいいところは、誰でもいつでも始めることができるということ。今日、いますぐにでも、取りかかること

ができるということです。昨日よりも今日、今日よりも明日、1センチでも1ミリでもいいのです。(中略)昨日まであなたがしていたことを、

もう少しやってみる。増やしてみる。工夫してみる。そういう試みや努力を、毎日すこしずつ積み上げることで、それが10センチ、50センチと伸びていきます。

そうして気がついたときには、大きな変化が生まれ、思いがけない大きな成果が得られるのです。」

 

どうでしょうか。何か目新しいことを始めるのでもなく、やったことないことに挑戦するのでもなく、ただあなたが昨日までしてきたことをもう少しやってみる

ことでいいのです。例えば毎日の掃除を1分だけ長くやってみる、朝10分早起きしてみる、いつも当たり前にこなしていた仕事にひとつ工夫を加えてみる。

まずはこんなところからでいいのだと思います。

 

まとめ

中村社長は30年間経営者を続け、紆余曲折がありながらも2016年には過去最高益を出せたのは「小さなことを積み上げる」ことを実践してきたからだと断言しています。

何か成果を上げたい、結果を出したいと思うのであれば「小さなことをコツコツ積み上げる」ことを、今日から初めてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

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